Posts tagged ‘dolphin smalltalk’

2011/09/18

[Smalltalk] 第36回Smalltalk勉強会のお知らせ

定例のSmalltalk勉強会ですが、ついに3年目に突入しました。よく続いているなあ、と自分でも思います。

3年目の最初は意表をついて、ちょっと変わったテーマ「流体シミュレーション」です。

http://www.smalltalk-users.jp/Home/gao-zhi/dai36kaismalltalkbenkyoukai

一見したところ最も向いていなさそうなドメインでも、Smalltalkは頑張れるということの一つの例だと思います。
ちょっと変わった流体シミュレーションライブラリをぜひご覧ください。

お気軽にどうぞ。

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2008/09/26

[Smalltalk][Dolphin] 復活のDolphin

もはやアップグレードはしません宣言をして、死に体と思われていたDolphin Smalltalkですが、驚くべき復活を遂げたようです。

Lesser Softwareと組むというのが面白いですね。ここはまさにダークホース的な存在で、LSW Vision Smalltalk (LSWVST)という、一般には売られていない内部開発用のSmalltalkを作ってきた会社です。

新たなDolphinはLSWのVMの上で動くようになります。現行のインタプリタに比べて数倍速いとのことで、これは期待して良いのではないでしょうか。他にも.Netと連携できたり、ネイティブコンパイルができたり、マルチコア対応だったりなど、良いことずくめです。

コードネームはDolphin NGだそうです。

LSWVSTも一部を商品として売り出すことを考えているようですね。

DolphinはWindowsに特化したアプリを作りたいSmalltalkerにとっては欠くことの出来ないプラットフォームだっただけに、これはまさに朗報といえましょう。

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2007/10/27

[SIXX] SIXX 0.3 preview

そろそろ出ますよ。待ちきれない人はSqueakSourceJからダウンロードしてください。

主な特徴として

  • #sixxNonReferencableInstVarNames フックの追加
    • 参照形式を使わずに常にそのまま書かれるインスタンス変数を定義できます。これはコンパクトなリテラルで表現できるオブジェクトなどをいちいち参照で書いているとSIXXのテキストファイルとしてのリーダビリティが落ちるという意見を反映したものです。
  • "Formatter"のサポート
    • Formatterとは、サブクラスを定義せずに特定クラスのSIXXフォーマットを動的にカスタマイズする仕組みです。例えばArrayやBagのイン スタンスなどで、場合によっては非常にsparseだったり冗長なオブジェクトが要素に含まれているときに、専用のサブクラスを定義しなくとも、インスタ ンスの状況に応じたフォーマットでオブジェクトを書き出すことができるというものです。
  • ShapeChangerのリファクタリング
    • もともとクラス定義の変更に柔軟に対応するための仕組みですが、いままではSixxShapeChangeReadStreamという専用の ReadStreamを使う必要がありました。今回からは、もっと簡単に#readSixxFrom:の前にコンテキストにShapeChangerを登 録すれば良いだけとなりました。(従来のやり方もサポートしています)


shapeChangers := {#SixxMockFixedNewFailedClass->SixxMockFixedAlternativeClass} as: Dictionary.
SixxContext applyShapeChangers: shapeChangers while: [
  object := Object readSixxFrom: oldSixx.
].

などとなります。Formatterもほぼ同様の使い勝手です。

11月はじめに正式リリースの予定です。

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2007/09/06

[Dolphin] buyout

「Dolphin Smalltalkを救うには、コミュニティがObject Artsから買い上げてしまうことだ」ということで、以下のような調査が始まっています。

Dolphin Buyout Contribution Survey

Object Artsの提示価格はUSドルにして$230,000。日本円では1ドル120円としておよそ2700万円ですね。
富豪の登場を祈っています。

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2007/08/13

[Smalltalk] さらばDolphin Smalltalk

SMLに送ったのですが、衝撃のあまりここにも書きます。

まことに残念な話であるのですが、Dolphin Smalltalkが販売をストップした模様です。
http://www.object-arts.com/content/blog/2007Aug10.html

今後はFreeバージョンのみがダウンロード可能となり、機能強化したProfessional版を入手することはできなくなりました。

DolphinはWindowsに特化した洗練されたUIや、MVCの発展系であるMVPフレームワーク、(オブジェクトとしての)プロトコルのサポート、簡素で扱いやすいパッケージ管理システムなど、なかなかの魅力をもったSmalltalkでありました。

私自身もSoapCoreやSIXXなどの開発で、複数の開発者達と交流を持ちました。なぜかSqueakなどと比べると、メールの対応が紳士的だった印象があります。;-)

またOOPSLA 2002ではAIBOを使ったライブなペアプロなども見せていただきました。
実にギークでクールな連中でした。

Dolphinを使った自動トレーディングシステム(http://www.alchemetrics.org/)なども開発中のようで、すぐにDolphinそのものがなくなるということはないようですが、現在、身売り先を探している模様です。どこかが手を挙げてくれると良いですね。

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2007/01/30

[SIXX] SIXX 0.2がでました

Squeakers' Night in 未来パーティ 2.0で忙しかったのですが、そんな中でも、どうにかバックグラウンドで作業して、なんとか1月中にリリースできました。

SIXX 0.2

SqueakとVisualWorksとDolphin Smalltalkで動作します。
最近Squeakばかり触っているので、たまにVWやDolhinで開発すると、ちょっと楽しいですね。

複数Smalltalk間の垣根を越えて、お楽しみください。0.2からは、シリアライズ時と現イメージとでクラス定義が違ってしまっていても、ルールを埋め込むことで、変換しながらデシリアライズできるようになっており、さらに可搬性が増しています。

元々はある人物(忍者プログラマ)の修行用教材だったわけですが、いまやいっぱしのXML(デ)シリアライザになっていると思います。

 

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