2010/12/29
第27回Smalltalk勉強会なかなかの盛況でした。今回のテーマはSmalltalkの超能力ということで、濃いトークが求められました。
資料は以下にあります:
どちらも非常に宴会芸的なスライドなのですが、コードはきちんと動きます。技術的には正しいけれどももともとのコンセプトがおかしいというものになっています。
super super (およびsub sub)に関してはクラス1つとメソッド10個程度で、マルチラインに関してはメソッド5つほどで実現しています。言語のコアとなっている要素をこれだけ簡単に変えられるプログラミング言語もそうはないのではと思います。この柔軟性がSmalltalkの売りでもありますし、危険なところでもありますね。
過去に「SmallTalk R4.1チャレンジ」というのをやったことがありますが、今年最後のネタふりとして、「super super, sub subチャレンジ」「マルチラインクラス・メソッドチャレンジ」というのを挙げておこうと思います。年末年始にかけて時間がある! という方はぜひいろいろな言語で挑戦してみると面白いのではないでしょうか。
Smalltalk勉強会、チュートリアルからディープなものまで幅広くやっていきますので、来年もよろしくお願いします。
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2009/04/19
第8回Smalltalk勉強会で使った資料「SmallTalk R4.1のつくりかた」を置きました。
ショートバージョンは当日の発表に使ったもので、ロングバージョンはあとでじっくり読むためのものです。
言語変更マニアの皆さんの、週末のお楽しみにでもなれば幸いです。
勉強会では一度singletonに集約されてしまったインスタンス群を、quitSingletonで元に戻せるかなど、いろいろと独創的なアイデアが出てきました。今後の課題ですね。
あまりにコアな内容に走りすぎた感じもあるので、次回の勉強会は実用ネタでいきたいと思います。
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2009/03/31
東京のSmalltalk勉強会では、VisualWorksとSqueakの両方を対象に進めているのですが、どうにも微妙な違いが多く、学習の妨げとなっていました。
もっと誰もが簡単に使える、パワフルな処理系はないものか、と思って
いたところ、SmallTalk R4.1なるものが存在することがわかりました。
どうやらObjectWorks R4.1の傍系のようです。
Adele Goldbergさんが、昔オープンソース化しようとしていた、あの4.1がついに満を持して復活したのでしょうか。よくわからないものの、とにかく強力な機能に満ちあふれています。
(サイトを引用します)
- Rubyばりにpが使える。デバッグに最適
- PHPのようにGOTOをサポート
- JavaのごとくFinalクラスをサポート
- Eiffelのようにaliasが使える!?
- C++にあまり似ていないfriendメソッドが使える。enemyメソッドも使える!
- 31個までのwith:のサポート…
いい感じですね。以後の勉強会ではこのSmallTalk R4.1をデフォルトのSmalltalkとして進めていこうと思います。
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